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News日本歯周病学会での臨床発表
こんにちは。坂戸駅前の歯医者、富士虎ノ門歯科医院です。
先日第67回秋季日本歯周病学会が札幌で開催されました。
今回はセメント質剥離というテーマでシンポジウムが行われました。
セメント質とは、歯根の表面を覆う組織で、歯根膜を介在し歯槽骨との接着に重要な役割を果たしています。
しかし、咬む力が強く歯根への負担が大きい場合や歯ぎしり食いしばり等過大な咬合力が加わるとセメント質が歯根から剥離し、急速に骨が溶けていきます。
剥離が進むと歯肉が腫れたり、歯の動揺が増し、歯がグラグラになったり、最終的には抜歯が必要になる場合もあります。
今回の学会でセメント質剥離に対する最適な治療法は歯周組織再生療法であると講演されていました。
歯周組織再生療法は他のブログでも取り上げているように、失った骨を再生できる唯一の方法です。
また、今回の学会で歯周組織再生療法に関するポスター発表も行いました。
レントゲン所見では一見抜歯が適応に思えるセメント質剝離でも早期発見と適切な診断、治療により抜歯を回避できる可能性があります。
歯がグラグラしていると感じたら、早めに坂戸の歯医者、富士虎ノ門歯科医院を受診しましょう。
歯周病専門医による適切な診断と治療が、健康な口腔環境を取り戻す第一歩です。
セメント質剥離を防ぐためにも、日頃の口腔ケアを怠らないようにしましょう。
坂戸駅の歯医者 富士虎ノ門歯科医院
〒350-0233 埼玉県坂戸市南町3-2 スプリング坂戸 1F
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