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News歯周病の治療=歯のお掃除ではない! Part2
こんにちは。坂戸駅前富士虎ノ門歯科医院です。
今回は前回のテーマの続き歯周病の治療=歯のお掃除ではない!
の続きになります。
前回までの復習になりますが浅いポケットであればステップ2まで行う事で歯周病を改善もしくは治す事ができるとお話ししました。
今回はその先のステップ3以降のお話をしていきたいと思います。
ステップ3以降の治療が必要な方とは?
それは、初診時でポケットが6mm以上ある、もしくはステップ2終了後のポケット検査で4mm以上のポケットが残存している場合はステップ3以降の治療が必要になります。
ステップ3:歯肉縁下ディブライドメント
ポケットの深い所にあるバイオフィルムを除去し綺麗にする処置を表します。
別の呼び方でSRP(スケーリング、ルートプレーニング)とも呼ばれますが、最近では「ルートプレーニング」という行為は根面を必要以上に削ってしまう為、行わない考えが主流になっています。
超音波スケーラーと呼ばれる器具で歯石やバイオフィルムを槌打し破壊していきます。
ポケットの深い所は、時として痛みを伴う事がありますので麻酔下で歯肉縁下ディブライドメントを行う事があります。
歯肉縁下ディブライドメントを行う事で、歯ぐきの炎症が取れ、腫脹していた歯ぐきが引き締まっていき、緩んでいた歯ぐきの繊維が再度結合をし始めポケットが段々浅くなっていきます。
ただし、副作用もあります。歯ぐきが引き締まる事で歯と歯の間が広くなった感じがして、ものが詰まりやすくなったり、知覚過敏などの症状が出てくる事があります。
ステップ1からステップ3までの治療期間はおよそ3か月かかります。
それでもポケットが残る場合、特に歯周病で顎の骨が大きく溶かされてしまった場合には歯周組織再生療法という選択肢があります。歯肉縁下ディブライドメントではバイオフィルムを除去するだけで失った骨を再生することはできません。その失った骨を再生できる唯一の方法が歯周組織再生療法なのです。詳しくは次回の記事で紹介していきたいと思います。
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