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News歯間部の清掃でもっとも効果的な方法は?
こんにちは。坂戸駅前富士虎ノ門歯科医院です。
歯磨きをした時、磨き残しがもっとも多い部位はどこだと思いますか?
それは歯と歯の間の歯間部です。事実、Bergenholtzら(1984)の論文では、訓練された歯科助手によって患者さんに適切な方法でブラッシングが行われたにも関わらず、歯間部の清掃が不十分だったという所見が報告されています。
そこで今回はどんな器具を使えば歯間部の清掃が効率的に行えるのかお話ししていきたいと思います。
まず、歯間部の清掃器具として、糸ようじ(弓矢みたいな形をしたもの)、フロス(糸を自分の指に巻き付けて使用するもの)、ゴムタイプの歯間ブラシ(毛がゴムのもの)、ワイヤータイプの歯間ブラシ(ワイヤーに歯ブラシの毛がついているもの)の4種類があります。
Slotら(2008)の論文では、もっとも効率的にプラークを除去できたのは歯間ブラシ(ワイヤータイプ)と歯ブラシを併用した群でした。
ただし、歯間部が狭くて歯間ブラシが入らない方はフロスを使用する事をおススメします。
糸ようじは過去に治療した詰め物が引っ掛かり抜けなくなることがありますので注意が必要です。ただ、フロスより糸ようじの方が簡単に歯間部に使用できるので初心者には糸ようじが良いかと思います。
そして、使用してほしくないのはゴムタイプの歯間ブラシです。歯間部に挿入するのがスムーズで簡単なのですがプラークはほぼ取れていません。
過去に15分ぐらい歯間ブラシで歯間部を清掃している患者さんがいました。けど歯間部のプラークはほぼ残っていて、話を聞くとゴムタイプの歯間ブラシを使っていた事がわかりました。
今回の話しをまとめると以下のような順番になります。
プラーク除去率 歯間ブラシ(ワイヤー)>フロス=糸ようじ>歯間ブラシ(ゴム)
ただし、歯間ブラシには適切なサイズを選択する必要があります。
ご自身での判断は難しいため、歯科医院にて相談してみてください。
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